チャン・グンソク

韓国の俳優であるチャン・グンソクは、ドラマ「美男ですね」で気難しいバンドリーダーのテギョン役を演じました。俳優のほかにも歌手やモデルとしても活躍している人物で、2010年1月からはソウル市広報大使を務めています。日本でも「グンちゃん」の愛称で、若い人から年配の人まで広く人気を得ています。

プロフィール

1987年9月26日生まれ。ソウル市出身。ドンイ初等学校、広壮中学校を経て芳山高等学校に入学します。高校1年生のときに母親と一緒にニュージーランドに語学留学し、英語を学びました。2006年からは漢陽大学演劇映像科に通っています。趣味は音楽鑑賞、料理、射撃、インテリアで、特技はスキー、スノーボード、車の運転だそうです。イングリッシュコッカースパニエルのソフィー・マルジェラ・アントワネット・スニという名前の犬を飼っています。一人っ子のためか、彼はスニを妹のように可愛がっており、ファンミーティングなどにグンソクに連れられて登場することもあります。

俳優としての経歴

1993年、自身が六歳のときに偶然自宅に来た映画俳優が、グンソクの両親に「お子さんを俳優にしたらどうですか?」と勧めたことがきっかけで、子供服カタログのモデルとして芸能界入りします。そのころ父親が事業に失敗してしまったため、生活のために下着広告のモデルをしたこともあるのだそうです。1997年にHBSのシットコム「幸福も売ります」に出演し、テレビ番組デビューを果たします。以降、テレビ番組を中心に子役として活動を始めます。2001年、歌手のBoAと共演したSKテレコム「ティング」のテレビCMで注目を浴びました。2004年にはシットコム「ノンストップ4」に出演。同年、初めてのラジオ番組「チャン・グンソクのヤングストリート」で韓国における最年少DJとなりました。2005年には韓国で話題の映画を紹介するSBSの番組「TVボックスオフィス」内の「チャン・グンソクの新作コーナー」でテレビ番組の司会に初挑戦しました。翌2006年のテレビドラマ「ファン・ジニ」に出演したことにより、大衆的な知名度を得ることに成功しました。同年には日本のホラー映画「着信アリ Final」に出演し、日本での知名度も上がりました。その後は「ベートーベン・ウィルス」や「美男ですね」などのヒット作に恵まれ、その人気を不動のものとしています。

歌手としての経歴

歌手としての活動は、「ノンストップ4」のサウンドトラック参加が最初でした。その後、ドラマ「美しい人生」「ベートーベン・ウィルス」「美男ですね」のサウンドトラックに参加しているほか、3枚のシングルも発売しています。2010年に日本デビューシングルとして発売した「Let me cry」が初週売上11.9万枚を記録し、週間シングルランキング首位に初登場しました。これは海外アーティストとしては史上初の快挙でした。2011年10月にはTEAM HとしてBIG BROTHERと共にアルバム「THE LOUNGE H VOL.1」を中華圏と東南アジアで初めてリリースしました。2012年5月には自身の曲が初のアニメ映画の主題歌に起用されることが決まりました。「劇場版 FAIRY TAIL ―鳳凰の巫女―」のオープニング主題歌で、楽曲は1stアルバム「Just Crazy」の1曲目に収録されている「200 miles」が使われます。

日本のファン

韓国の報道によると、チャン・グンソクはペ・ヨンジュン以上に日本で人気が高く、銀座の電光掲示板でチャン・グンソクの顔が流れるのが東京では日常的な風景となっていると報じられています。彼はファンのことを「ウナギ」と読んでいます。彼の大好物が鰻であることと、その大好物と同じように自分にパワーをくれる存在であるファンに敬意を表してそう呼んでいるのだそうです。彼の韓国にある個人事務所の中には、いたるところにうなぎグッズが置かれています。

サクラ問題

2011年6月、月刊誌「サイゾー」において、チャン・グンソクの出迎えに羽田空港に集まった日本人ファンたちがサクラであったという報道がされ、韓国大手メディアの韓国SBSや中央日報でも取り上げられる事態となりました。これによると、サクラの募集条件は高校生から40歳代までの女性で、サクラの一人の女性はあるテレビ番組を観覧してから韓流スターのサクラの募集が定期的に届くようになったと証言してます。出迎え当日には東京駅から羽田空港までの送迎のバスが用意され、車内ではチャン・グンソクについてのデータの紹介がなされたそうです。さらに報酬として2000円と軽食、出迎えに使うグッズがお土産として渡されていました。また、出迎え人数は800人と各メディアで報道されましたが、実際に集まった人数は100人程度で、男性スタッフが出迎え現場で報道陣に対して「主催者発表800人です」と言い回っており、これが後日そのまま報道されていたという事実が報道されました。

出演作品

テレビ番組

  • 1997年「幸福も売ります」・・・スドン
  • 1998年「抱擁」・・・Won Joo
  • 1999年「お焦げ先生とジャガイモ七つ」・・・ユンソン
  • 2000年「妖精コムミ」・・・オ・ミョンソク
  • 2001年「女人天下」・・・チョン・ニョムの子供時代
  • 2001年「4姉妹物語」・・・ヨンフンの子供
  • 2002年「大望」・・・シヨンの子供時代
  • 2004年「オレンジ」・・・グンソク
  • 2004年「ノンストップ4」・・・医大生・グンソク
  • 2005年「プラハの恋人」・・・ユン・ゴニ
  • 2006年「先生はエイリアン」・・・ボン先生
  • 2007年「ファン・ジニ」・・・キム・ウノ
  • 2008年「快刀ホン・ギルドン」・・・イ・チャンフィ
  • 2009年「美男ですね」・・・ファン・テギョン
  • 2010年「メリは外泊中」・・・カン・ムギョル
  • 2011年「美男ですね(日本版)」・・・本人役
  • 2012年「ラブレイン」・・・ソ・イナ、ソ・ジュン
  • 2013年「綺麗な男」・・・トッコ・マテ

映画

  • 2002年「宝島」・・・ジムハキンス
  • 2006年「着信アリ Final」・・・アン・ジヌ
  • 2006年「ドレミファソラシド」・・・ウンギュ
  • 2007年「待ちくたびれて」・・・パク・ウオンジェ
  • 2007年「楽しき人生」・・・パク・ヒョンジュン
  • 2008年「赤ちゃんと僕」・・・ハン・ジュンス
  • 2008年「ニコ」・・・ニコ
  • 2009年「イテウォン殺人事件」・・・ピアソン
  • 2011年「きみはペット」・・・カン・イノ

ミュージカル

  • 2004年「テセウス」
  • 2005年「ヘラクレス」

ディスコグラフィー

シングル

  • 2008年「Black Engine」
  • 2009年「Toucholic Yepptic&Haptic love」
  • 2009年「Just Drag」

アルバム

  • 2012年「Just Crazy」

受賞歴

  • 1994年 全国ムクゲきれいな子ども選抜大会 大賞
  • 2006年 KBS演技大賞 ベストカップル賞
  • 2006年 SBSラジオDJ部門 特別表彰状
  • 2007年 第10回ディレクターズ・カット・アワーズ 今年の男性新人演技者賞
  • 2008年 KBS演技大賞 人気賞
  • 2008年 MBC演技大賞 男性新人賞
  • 2008年 第44回百想芸術大賞 新人男優演技賞
  • 2008年 第2回 M.NET 20’s choice MOVIE STAR 男子部門
  • 2009年 SBS演技大賞 ネチズン最高人気賞10大スター賞
  • 2010年 第46回百想芸術大賞 ハワイアンリゾートテレビ部門男人気賞

笑顔が可愛いグンちゃん

小さいころから子役として活動してきたチャン・グンソクさんは、その甘いマスクと子犬のような笑顔が素敵な俳優です。まだ26歳と若いこともあり、30代~40代の女性に絶大な人気を誇っています。日本でも大人気で、来日するたびに空港がファンでいっぱいになるのだそうです。子役時代から培った演技力と、その恵まれた容姿を活かして、ドラマに映画にと活躍しているグンちゃん。これからも沢山のウナギちゃん=ファンたちを楽しませてほしいですね。